変えられるもの・変えられないもの。

変えられないものを変えようとすると、

ものすごく疲れて徒労感しか残りません。

自分の変えられるものは、ほんの少しのことだけです。

「ニーバーの祈り」はアメリカの神学者・

ラインホルド・ニーバーが作ったと言われていますが、

作者不詳のようです。

 

God, grant me the serenity

to accept the things I cannot change,

the caurage to change the things I can,

and the wisdom to know the difference.

 

神さま、私にお与えください

自分に変えられないものを受け入れる落ち着きを

変えられるものは変えていく勇気を

そして、二つのものを見分けるかしこさを

 

日本では「平静の祈り」「静穏の祈り」と呼ばれ、

アルコール依存症、薬物依存症や神経症の克服を支援する

プログラムで唱和されています。

「変えられないものを受け入れる落ち着き」は、

依存の対象の前で自分は無力なこと、

依存症の前の自分に戻れないことを指すそうです。

他に失って2度と手に入れられないものも

「変えられないもの」だそうです。

「変えられるものは変えていく勇気」は、

依存症から回復しようとする自分自身です。

依存症になってしまったけど、

依存するものの前で自分は無力であることを理解して、

病的な依存をすることなく生きていく

自分に変えようということです。

自分の住んでいる国・法律・自分の務めている会社・

自分の属している集団など、自分では変えられないことが

多いです。

たとえ複数の同じ考えの人が集まったとしても、

変えられることはごくごく少しのことです。

変えられないことには、

自分なりの折り合いのつけ方を学ぶ。

変えられない物事を嘆くよりも、

変えられるものを探して変えていくほうが、

自分自身も他人も大切にできます。

カトリックなどキリスト教の信者ではありませんが、

ニーバーの祈りは大好きですし、心が穏やかになります。

peacefuly.

 

 

電車の時間は変えられても、

天候は変えることができません。