手取り足取り教わるのではなく。

アレクサンダー・テクニークのトレーニングは、

講師は新海みどりさん一人、トレーニング生は

多くて10人で行っています。

時々アレクサンダー・テクニーク教師が参加して、

ワークと指導をしていただけます。

新海みどりさんが他のトレーニング生にワークをしている時、

他のトレーニング生は新海みどりさんの言葉と、

ワークを受けて要るトレーニング生の身体の動きで、

自分自身でワークをします。

もちろんトレーニング生全員にワークをしてもらえますが、

他人がワークを受けているときに、

ただ見ているだけでは何も学ぶことはできません。

新海みどりさんのワークを見ながら、

アドバイスを聞きながら、

自分の身体に動きを起こしていくのです。

もちろん私はまだうまくできませんが、

自分の身体の動きを思いながら、アドバイスを聞きながら、

ワークを受けているトレーニング生を見ると、

自分の身体の中で自然と動きが起こってきます。

ただ何もせずにトレーニングの場にいることはできます。

では私は何が目的でトレーニングに

参加しているのでしょうか?

目的を考えると、自然と行動に移すことができます。

ブルース・ファートマンさんのインタビューで、

「自分がトレーニング生の時、

5分も見てもらえなかった」とおっしゃってます。

見てもらえないと何をするか、

「教師のワークを見ていた」そうです。

以前指導を受けていた人から

「社会人が勉強するのは、自分の意志で決めた事。

自分から学ぼうとしなければ、

何も得ることはできない」と言われました。

手取り足取り教えてもらえるのは、子どもだけ。

大人が勉強するのであれば、

自分から勉強することを心得なければ、

何も学ぶことはできません。

peacefuly.

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