アレクサンダー・テクニーク教師トレーニング生7ヶ月目で変化したこと4つ。

2017年10月から、アレクサンダー・アライアンス・ジャパン

教師トレーニングコースに入りました。

早いもので、7ヶ月経ちました。

最初は続けられるが心配でしたが、

大阪・岡山への移動はそれほど負担にならず、

楽しくトレーニングをしております。

見た目は変わってませんが、

自分の中で変わったことが4つありました。

 

1.深追いしなくなった。

トラブルでなくても何かあると、

「なぜ起こってしまったのか、これからどうしたら良いか」を

果てしなく考えていました。

考えたところで何も良くはならないのに、です。

他人と接するときも、相手の態度や言動を

深く勝手に予測して、悪い結果になるように

考え込んでいました。

アレクサンダー・テクニークの

「ジャッシしない」「そのまま受け止める」というお道具で、

考え込んで、悪い結果を想像しそうになったら、

「はい、おしまい」と自分の中で断ち切ります。

かつては自分で勝手に起こってもいないことを

予測することに、消耗していました。

2.自分の習慣に気づける。

何かに集中すると呼吸を止めて歯をくいしばる・

首と肩の距離が短くなる(肩をすくめます)・

脚や腕を持ち上げる・自分を置いて仕事をする…

今まで知っていた習慣の他に気づくことがたくさんあります。

その習慣は、私を大変疲れさせますし、

余計な心配をさせます。

 

3.自分が楽になる術を知ると、心が穏やかになる。

用が重なって忙しない時・イライラする時や

腹立たしい時は、足踏みをする・

「首が楽になる」と思う・

「何か起こっても対応できる範囲」と判断する

(事実手に負えないトラブルは起こりません)。

この3つのお道具で、心に余裕ができて穏やかになれます。

今までせかせか忙しく、余裕がなかった上に

苛立っていたので、大変不機嫌でした。

不機嫌な人には、近寄りたくないですよね。

 

4.気持ちが優雅になる。

「何か済ませるのに急いでも、

やることにかかる時間は変わらない」ことを体感しています。

ですから、気持ちに余裕ができて、

それが動作に出ていると思います。

今までいそいそと動き回っていましたが、

やることを一つ終えてから次のことに取り掛かるなど、

雑な性格ですが少しは丁寧になって来ている気がします。

 

古い習慣を捨てようと思っても、

ストレスがかかると古い習慣に戻っていきます。

ですが古い習慣を手放す術を覚えると、

新しい習慣との間を往復することができます。

それが大変自分の心と身体を楽にさせます。

これからまた学ぶことがたくさんあり、

「既知から未知へ」を日々体感しています。

これからまた学ぶことで起こる変化を楽しんでいきます。

peacefuly.

 

原爆ドームは心を穏やかにしてくれる風景のひとつです。

タイトルとURLをコピーしました