アレクサンダー・テクニーク的動きの表現。

関節をたたむ。
お尻が笑う。
膝は前に行く。
首は楽に。
背中は広く。
手放す。
などなど、アレクサンダー・テクニークの
身体の動きの表現は聞きなれない言葉がたくさんです。
ですが、言葉を変えることで
身体の動きが変わってきています。
「膝を曲げる」だと
筋肉に意識がいきすぎて、
力が必要です。
ですが「関節をたたむ」「膝が前に行く」だと
なぜか力みがありません。
筋肉のことを意識しないからでしょう。
「意識する」「注意する」も使いません。
「意識して、注意する」と余計な動きが加わるからです。
だから「思う」、それだけです。
「思う」だけで、起こっていることの深追いはしません。
言葉を変えるだけで、身体感覚が変わります。
「腕の関節をたたんで」と言われると、
どこかに収納する感じがします。
「曲げて」と言われると、
力が加わるだけになります。
私が好きな表現は
「お尻が笑う」です。
お尻には梨状筋という筋肉があるのですが、
それがまるで唇の形をしているのです。
梨状筋が収縮しないように
「お尻がわらう」と思えば、
梨状筋が弛緩する気がします。
いつも使っている言葉を変えるのは、
なかなか慣れませんが、言葉遊びのようで楽しいですよ。
peacefuly.

これは「目の周りの骨をふち取る」と言います。

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