自分が触れられているときに、相手を感じる。

今、アレクサンダー・テクニークの
「手を使ったワーク」を学んでいます。
「人に触れるのには慣れてるし、
すぐ始められるだろう」と思っていたら、大間違い。
「人に触れるための準備」が必要なのです。
「これからワークするぞ、人に触るぞ」という
意気込みがない手を作らないといけません。
そして人に触れる前の自分の身体の準備も必要です。
5月27日、アレクサンダー・アライアンス・ジャパン岡山校で、
「人に触れる」トレーニングをしました。
ワークをするわけではありませんが、
自分の上下の動きを確認して、相手に触れる。
手は「何もしない手」にする。
今までケアを早く終えることを優先してきたので、
まず自分の準備がなく触ろうとする習慣は
なかなか手放せませんね。
そして「自分を思って相手も思う」ワークの
トレーニングをしました。
今までワークを受けている時、
相手に触れられていることは感じていましたが、
自分の身体をと整えることを一番に思っていました。
今回は自分がワークを受ける手を通して
相手を思う・感じることで何が変化するのか観察をしました。
自分がいて、相手の手が自分の一部分に
触れているところから繋がっていると思います。
大きな変化はありません。
ですが受け身でワークを受けていたことに気づき、
触れているところから繋がっていると思うと「
一緒に動いている」と感じ、
自分の余分な動きが少なくなる気がしました。
そして自分の中で上下の動きが
起こりやすいことにも気づきました。
ワークされるがままではなく、相手を感じて思うことで、
自分の身体が変わっていく、不思議な感覚でした。

peacefuly.

トレーニーは、新海みどりさんや
アレクサンダー・テクニーク教師から
ワークを受けながら、
ワークを学びます。

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