片桐ユヅルさんと話したブルース・ファートマンさんのワークショップ。

5月19日、ブルース・ファートマンさんが
初めて出版した本
「Teaching by Hand Learning by Heart」を
和訳するための準備会がありました。
片桐ユヅルさんに会う機会がほとんどないので、
同席できて大変幸運でした。

いきなり本の内容に触れるのではなく、
「ブルースのワークショップやレッスンを
どう思う?」という質問を、
ユヅルさんに投げかけられました。
私はつかみどころがなくて、
何が目的かわからない、と感じています。
ワークショップのテーマはありますが、
内容と結びつかないのです。
例えばテーマが「自分を好きになる」で、
最初に自分の一番小さい頃の記憶を
参加者と話し合う。
なぜこれが必要なのかわかりません。
身体に触れてワークが始まることもありました。
ですが、わからないから腹立たしいとか
全然内容とテーマが違うとか、
否定的な感情が湧くことはないのです。

「何か考えがあるのだろう」
「テーマと内容を結びつけるのが、
参加者の課題かな」
などと、勝手なことを考えていました。
ワークショップのテーマと内容が
一致しないことを不思議に思いながら、
「勝手に作った自分の決まりごと」に
気づくことができました。

「ワークショップの内容がわからない」気持ちは、
「ワークショップに参加したら、
何か理解しなければならない」という、
決まりごとを作っています。
「何か学ぶことがあるはずだ」も
自分の勝手な決まりごとです。

ワークショップに参加して、
自分の身体や心に興味を持つこと、
自分の習慣に気づくこと、
それだけでも大切な収穫です。

これからブルース・ファートマンさんの本を、
みんなで和訳して読み進めます。
何が書いてあるのか、楽しみです。

peacefuly.

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