重い物を持たなくても、腰は痛くなる。

先日、腰を痛めました。
原因は一つ、胸椎・腰椎のアーチを無視して、
長時間座っていたからです。
胸椎・腰椎のS字カーブを無視して、
ただ一本の棒がしなっているように、
座ってました。
立っている時も、気がつけばS字カーブを
無視して立っています。

わたしの習慣の立ち方です。
アーチもカーブもなく、
ただ背骨が後ろの方向にしなっています。

だから腰が痛くなるのです。
何かに集中すると、坐骨の存在を無視して、
さらにS字カーブも無視します。
ついでに頭が下に向くので、
腰に負担がかかるのは当然なのです。

集中すると、つい忘れがちですが、
次の4つを思い出すことで、
腰に負担がかからない座り方で作業ができます。

・坐骨が床についている。
・腰椎のアーチの方向は後。胸椎のアーチの方向は前。
・椎体がお腹の真ん中あたりに通っていると思う。
・頭は背骨の上に休んでいる。

今までの習慣を振り返ると、
わたしが腰が痛いと感じるときは、
重いものを持った時ではなく、
座る・立つ時です。
重いものを持たなくても、
S字のカーブを無視していると、
腰に負担がかかっているから、
腰が痛くなっていました。
胸椎・腰椎の間を、S字カーブを
無視することで押しつぶしているのです。

しばらく仰向けになっていたら、痛みはなくなりました。
仰向けになっている時に、
頭の中で胸椎・腰椎のS字カーブをイメージします。
どうしても座っている時、
「腰が丸くなる」とわかっているので、
時々背中にタオルを入れて、
S字カーブを思い出せるようにしています。

peacefuly.

胸椎・腰椎のS字カーブを思って立つと、
腰が痛くなりません。

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