老親の介護の準備をするー相手の動きを奪わない・自分を置いていかない

 special thanks ちゃんみおさん

お買い物ならここ!藤巻百貨店のお中元

老親と同居して3年経ちました。
おかげさまで二人とも元気です。
できないことは少しずつ増えています。
近所で同じ年代の方が、何気ない動作でケガをした話を聞き、
用心深くなっていることは確かです。
例えば、二階に上がりたがらない、自分の背より高いところのものを取らないなど。
老親のできない(というか怖がる)ことを、わたしがやっています。

時々考えるのが、わたしが老親の動きを奪っていないか、わたしと老親は別の人間と思えているか、です。これからさらに老親はできないことが増えていきます。わたしが動きに困難を感じてないから、ついつい「やってあげるよ」と老親の動きを奪ってしまわないか、を考えてしまうのです。

老親自身がやりたいこと・できることを、「危ないから」「怖いだろうから」と思いやりや心配という目的で狭くするのは、お互いにデメリットしかありません。
わたしはわたしで、他人のことまで背負いこんで疲弊してしまいます。老親は「自分たちは何もできなくなってしまった」と自分から動くことが少なくなるでしょう。

身体の機能は落ちていくのは仕方がありません。ですがわたしがかわりに介助しすぎると、老親の身体のまだ機能している部分が無くなります。それでまた介助が必要になり、わたしは自分を置いていく状況になります。

今でもつい、「やってあげるよ」と言ってしまいそうですが、お互い辛くならないためにも
自分を置いて行かず・相手の動きを奪わないことを考えながら日々過ごしています。

peacefully.

佐野洋子さんの実母について書かれたエッセイです。後半から佐野洋子さんとお母様の介護の様子と母親が好きになれなかったことの描写が興味深いです。

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