F.M.アレクサンダーさんの気づきー首が硬いと声は出ない

special thanks ちゃんみおさん

お買い物ならここ!藤巻百貨店のお中元

アレクサンダー・テクニークを始めて注目する動作の一つに、「声を出す」があります。歌や演劇だけでなく、日常の声を出している人や声の質が木になるようになりました。

NHK には、日本の古典芸能オペラなどクラシックの番組があります。先日は源氏物語の朗読でした。6人くらい並んで、それぞれ源氏物語の登場人物のセリフを朗読します。朗読するみなさん、見事に声を出す姿が美しかったです。

「背骨の上に頭が休んでいる」状態で声を出しておられるので、お腹の底から声が出ているのがわかります。身体が硬くなっていないのに、登場人物の喜怒哀楽のセリフは滑らかに聞こえます。

さて、わたしの日常の中ではどうでしょう。
看護教員時代を思い出すと学生の前で講義やオリエンテーショ ンをする時、首を固くしていました。足を突っ張るようにして、腹筋に力を入れ、頭を後ろに押し下げて声を出していました。
他の教員も同じです。学生の前で話す時、まるで首を固定しているように見えました。声は伝えようとする声ではありません。絞り出すような、自分に向かって話しているように見えました。聞いているとお腹の底から空気が出ているのではなく、喉だけで話している声でした。

今スーパーマーケットでアルバイトをしていますが、「いらっしゃいませ」の声も同じです。首を硬くして喉だけで声を出しているな、と気づきます。聞いていると、声を出すのが苦しそうに感じます。

俳優や歌手でなくても相手に言葉で伝える時は、聞き取りやすいように話すと伝わりやすいと感じています。ただ喉だけで首を硬くして言葉で伝えようとすると、声の質が苦しそうで内容があまり受けての頭に入っていかない気がします。
きれいな声じゃなくても、聞き取りやすい声はあります。

F.M.アレクサンダーは舞台俳優で朗読家、声を出すことで表現する方でした。ある日舞台で声が出なくなり、自分で声が出なくなる時に自分の首が固くなることを発見しました。
今年のカレンダーはF.M.アレクサンダーの観察・実験・発見の物語です。

もう4月ですがカレンダーとして使うだけでなく、アレクサンダー・テクニーク入門に大変よい読み物です。
石坪佐季子さんのウェブサイトからお取り寄せができます。

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