スポンジに守られて暮らすーアレクサンダー・テクニーク的介護の日々

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                        お買い物ならここ!藤巻百貨店のお中元

父親の介護中から母親は介護不適応となり、わたしに八つ当たりか機嫌が悪いかどちらかの日が続きました。
自分が思うように身体が動かない/父親の状態がわからないなど、彼女を不機嫌にする理由はいくらでもありました。

わたしは父親の介護があるからどこにも避難できない状態で、ブルースのトレーニングを思い出しました。
縁が座るとおへそくらいの高さのボウルの中に座っていて、自分はスポンジに覆われています。そのスポンジは水を含んでどんどん膨らみ、触るだけで水がしたたるくらいになりました。

「いいことと悪いことを言われた時、自分がスポンジに覆われていると思うと、感じ方が違うかな?」と問われました。

「悪いことを言われた時の嫌な感じが、少し減った感じがした」と答えました。

へこんでもまた水を含んで元通りの大きさのスポンジになります。

自分が何かに守られている感じがしました。

機嫌の悪い母と一緒にいるとき、スポンジの中にいると思っていました。
スポンジは凹むけど、わたし自身に届くほどではありません。
スポンジの水はどこからともなく補充されます。
母親に対して嫌な感じはするけど、それほど気にならなくなりました。

さらにケアマネさんに相談しよう/受信させた方がいいかもなど、他のアイディアが浮かびました。
八つ当たりがひどければ部屋に籠るなど、母親と接する時間を減らしました。

硬いもので自分をガードするだけでなく、柔らかいものがクッションの役割をするイメージも持っていた方がいいですね。

peacefully.

小さなスポンジが水を含んでどんどん膨らんでいく感じです。




 

 

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