10月14日・15日、
アレクサンダー・アライアンス・ジャパン岡山校の
クラスに出席しました。
出席者の学習レベルは様々。
今まで参加したセミナーは参加条件があり、
社会背景は違うけど学習レベルはほぼ同じでした。
だけどアレクサンダー・テクニークのクラスは、
上級者・初級者に加えて職種も様々です。
レベルや背景が全然違うなら、
クラスは成り立たないのではないか?と
疑問が出て当然ですが、
私は違和感を感じていません。
学習レベル・職種が様々でもクラスが成り立つのは、
教師のクラスの組み立て方が熟練していること、
出席者は学びたい大人が来ていることです。
上級者は決して
「教えてあげる」という姿勢はとりません。
だから初学者の私が萎縮する必要がない、
安心した環境で学べます。
クラスの最初に
「今日は何がやりたい?」
「最近はどう?」と
出席者に新海みどりさんが尋ねます。
出席者の学習レベルが違うと、
当然学びたいことは違います。
それぞれが自分の課題・困っていること・
近況報告などを話します。
それからクラスが始まりますが、
初学者の私は人に何かするのではなく、
ワークをしてもらった時の
自分の身体や心の変化に注目します。
そして上級者のやっていることを見ます。
まだ見ているだけですが、
焦らずにまずは自分のことに注目をします。
自分の動きに注目しないと、
他人の動きはわかりません。
今まで参加したセミナーは、テーマが同じで
出席者の学びたいこと・やりたいことを
聞かれることはありません。
同じことが学べるメリットもあるのですが、
自分が学びたいテーマに合わないデメリットもあります。
同じレベルでなくても学習ができるのが、
アレクサンダー・テクニークの特徴なのかな、と
思いました。
peacefuly.