大阪の3日間のアレクサンダー・テクニークの
トレーニングが終わりました。
上級生・下級生入り混じってのトレーニングです。
何人かの上級生に、ハンズ・オン・ワークを
してもらいながらトレーニングを進めていきます。
最初、ワークショップに参加した時、
同じハンズ・オン・ワークを繰り返して
違うアレクサンダー・テクニーク教師やトレーニーに
受けたことを不思議に感じていました。
朝、ワークショップが始まる前に、
基本的な姿勢をハンズ・オン・ワークで整えてもらってから
歩き出す。これを繰り返すだけです。
初心者の初心者だった私は、
「ただ姿勢を整えてもらっている」しか感じずに、
早くワークショップが始まらないかと、
半分飽きてハンズ・オン・ワークを受けていました。
そしてトレーニング生になって3ヶ月たち、
違う上級生トレーニーやアレクサンダー・テクニーク教師に、
ハンズ・オン・ワークを受けていますが、
感じ方が変わってきています。
同じハンズ・オン・ワークを受けていても、
人によって触れ方は違いますし、
自分が触れ方を学ぼうと思うようになりました。
上手・下手を考えるのではなく、その人の触れ方、
この人は股関節をワークしたけど、
あの人は胸郭をワークしたなど、
ワークを受けて変化した私の身体に合わせて
触れ方を変えているのかな、と思っています。
おそらく同じハンズ・オン・ワークを受けても、
同じ身体であり続けることはないのでしょう。
そして自分の身体の変化・自分の中で起こる動き・
自分の身体を他人に任せっぱなしにしない・
緊張するところは緊張して・
自分の手足に引っ張られないなど思っていないと、
ハンズ・オン・ワークを受けても変化はないと感じています。
peacefully.
1月14日、トレーニング終了時。
腕が何かを持ち上げようとしているのが課題です。