集団生活をすれば、他人と自分の習慣の違いに
気づくことができます。
5月のアレクサンダー・テクニーク集中合宿は、
朝食と夕食をトレーナー・トレーニーと一緒に作りました。
家事を共に行うことは、他人の習慣を知ることができます。
例えば
・包丁の持ち方。
・材料を包丁の先で切るか根元で切るか。
・食器の洗い方。
・洗った食器は自然乾燥かふきんで拭くか。
などなど。
料理している人は皆違っていても、
習慣について誰一人批判する人はいませんでした。
料理の作り方や後片付けのアドバイスをすることはしても、
誰一人「そのやり方じゃない」と
判定する人はいませんでした。
他人の生活や習慣は、
他人がジャッジするものではないのです。
それぞれのやり方があり、
それぞれやりやすい手順を持っています。
やり慣れた手順がもし身体の不都合の原因であれば、
ジャッジして修正するのではなく、
ただ身体に馴染む別の方法を提案する。
ただそれだけでいいのかな、と思いました。
物事を善悪で決めがちですが、
ジャッジしないこと、ただ別の方法を提案することで、
相手も自分も楽になる。
相手の習慣を自分の物差しで判断しない。
些細なことから学んだことでした。
peacefuly.
夕食のロールキャベツと春巻き
朝食