私はいつも自分に股関節があることを忘れています。
自分の身体のパーツを感じないって
おかしいと思われるでしょうが、
アレクサンダー・テクニークを学習すると、
自分の思っている身体と実際の身体の違いに気づきます。
いつも身体の上下の動きが出にくいな、と
感じていたのですが、
今回のアレクサンダー・テクニークの合宿で、
股関節を緩めることを知らなかったのです。
歩くときも、立っている時も、
股関節を前に出して、腰を前に突き出していました。
合宿中にモンキーのポーズをすることで、
「股関節のことを忘れてるから、
上下の動きが出てこない」と気づきました。
それから「股関節を思う」と、
腰を落とす時や歩くとき、
骨盤が不必要に動きませんし、
足を持ち上げることもありません。
「股関節を曲げるのではなく、
股関節が谷折りになる」
そうすると膝が前に向いて、
つま先と同じ方向を向きます。
ここも「膝が前」と思っていたのですが、
膝が内側に向いていました。
「股関節があることを思い出して、
股関節が谷折りになって
膝とつま先が同じ方向に向く」と思うと、
自然と上下の動きが出てきました。
今日常の生活を送っていますが、
台所のシンクとコンロの高さが私にとっては低すぎます。
今までは不自然に背中を丸めていましたが、
今はモンキーのポーズをすることで、
腰と背中が楽になって台所仕事ができます。
peacefuly.
ポール青木さんの動画を見て、
モンキーをやってみてください。
かなり腰が楽になって、
足の筋肉を必要以上に使いません。
この写真は私のモンキーのポーズです。
まだまだ改善しなければなりませんね。