母は5年くらい前から膝を痛めて、
時々関節の水を抜いてもらっています。
今日、膝が痛くて
水を抜いて来てもらったそうです。
さあ、ちょっとワークをしてみよう。
だけど無理のない程度に。
母は右ひざを伸ばして座っていました。
いつもバランスボールの上に座っています。
それは咎めません。
私「膝は伸ばしてもどっちでもいいから。
膝は前を向いて、下に足首があって、
足の裏が畳についてると思って」
母「まっすぐにすればいいのね」
私「まっすぐじゃない、前。
痛くない膝も同じ。
膝は前を向いて、足首があって、
足の裏が畳についてると思って。
歩く時も膝は前を向くって思って」
母「膝はまっすぐね」
私「まっすぐじゃなくて前」
「まっすぐ」「前」をしばらく繰り返しました。
少しして、
「膝が外向いたり内向いたりしたら痛いよ」と
いってきました。
膝が前を向いていると痛くないとのことです。
痛みという感覚で、
母は膝の方向を覚えたようです。
身体全体のワークは、
私にはまだできません。
母の長年の習慣を変えることが
目的ではありません。
おそらく母の習慣は残るでしょうが、
不都合のあるところを
少し楽にできるように
ワークをするのがいいのかな、と
思いました。
母だけでなく父も
身体に不都合があるでしょう。
少しずつ辛いところをワークして、
残る習慣は無理に変えない。
高齢者のワークで
少し学ぶことができました。
peacefuly.
象の鼻。膝は前です。