欧州の人は、背が高く、手足が長く、
腰が高い体型です。
同じ背丈でも、手足の長さなど、日本人とは違います。
最初のワークでかなり戸惑いました。
・自分の立ち位置はどこか。
・どこに触れられるのか。
・自分のワークで相手が動けるのか。
など、心配していました。
体格差があっても、
ワークのトレーニングはしなくてはなりません。
相手の身体に触れる時、
・自分の立ち位置をはっきりさせること。
・自分のプライマリムーブメントを思うこと。
・どこに触れられるのか、探すこと。
これを思いながら、ワークのトレーニングをしました。
最初は背の高さに圧倒されて、
仰け反って(頭で背骨を押しつぶす)いるか、
自分が猫背になってしまうかのどっちかでした。
自分の中の動きがないと、
「何をしているのかわからない」と
フィードバックがありました。
少し離れて、自分の中の動きを思って、
視線を上下させれば、
相手を見ることができました。
私の背が低いので、触れることで
どこか押しつぶしていないか、
注意を向けられるようになりました。
自分だけと思っていたら、
背の高いトレーニーは
自分より小柄なトレーニーとワークするとき、
手首がどうしても曲がる、と意見がありました。
体型の差で迷っているのは
私だけではなかったのです。
体型の差がある人をワークするときは、
身体のドームとボールを探して触れる、と
指導がありました。
人間の体は立体なので、
ドームとボールの場所を探せば、
自分の手首が曲がらずにワークができます。
背の高いドイツ人トレーナー2人から
ワークを受けて、
「立つのを諦める」という、
体型を生かしたワークを受けられたのは、
おもしろかったです。
吊り下げられてはいないけど、
地に足がついていない感覚。
ですが不安定ではないのです。
苦しくもなく、
自分の身長が伸びた気がしました。
peacefuly.
フランクフルトの何か。
大きいです。