ジストニアと向かい合う、
ピアノ奏者西川悟平さんの動画を見ました。
有望なピアニストでしたが、
ジストニアと診断されて
ピアノが弾けなくなりました。
絶望の後、子どもの前で
固まった指のままピアノを引くと、
子どもたちが楽しんでいたのを見て、
訓練して復活なさいました。
私が最初にこの動画を見て思ったのは、
「アレクサンダー・テクニーク教師になったら、
ジストニアの方のワークをしたい」。
ですがすぐ自分が
おごっていることに、気づきました。
何か問題を持っている人に
「治したい」「ケアしたい」と思うのは、
優しい気持ちでも
相手のことを考えることでもありません。
ただの自己満足と、自分の力を
皆様にご披露したいだけです。
「自分はこんなすごいことができる」と言う、
相手が全くいない、自分一人の考えです。
ワークやケアは、
自分の能力を披露することではありません。
西川悟平さん、ピアノを愛おしそうに演奏なさいますね。
peacefuly.
