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四十肩・五十肩は、「肩関節周囲炎」が正式病名です。
わたしも四十肩はやりましたが、確かに肩が痛いのではなく、肩の少し下・腕の部分が痛かったです。
今、アレクサンダー・テクニークのトレーニングで首から肩にかけてのしくみを学んでいます。
骨格や筋肉などの解剖図を見て、「鎖骨と肩甲骨と上腕骨が出会ったところが肩関節」ということは、知識として持っていました。
肩関節は、肋骨の上に休んでいます。
今までのイメージは、肋骨と肩関節はひとかたまりになっていました。
赤丸で囲った場所が肩関節です。
肩関節の仕組みと肋骨の関係を学んで、じゃあ自分はどこから腕を動かしているか考えました。肩じゃない、上腕骨から動かしていました。
肩関節は全く動かしていなかったのです。
青い印のところから動かしていました。
これじゃ肩どころか腕を痛めて当然です。
四十肩が軽く終わったことが不思議なくらい、無理やり上腕骨から動かしていました。
今、肩関節から腕を動かす時、次のイメージを持って動かしています。
・肩甲骨は肋骨の上で自由に左右にすべる
・鎖骨は胸骨の上から始まり、左あるいは右に横に
広がっている
・外側で鎖骨と肩甲骨が出会った場所に上腕骨がくっついて
いる
・肩甲骨・鎖骨・上腕骨は肋骨の上に休んでいる
・肩甲骨・鎖骨・上腕骨と肋骨の間には隙間がある
この5つのイメージを思って腕を動かすと、肩関節から腕が動きます。
動かす時に無理やり感が全くなく、軽い感じで腕が動きます。
身体の仕組みを改めてイメージしながら動かすと、身体を痛めることは少なくなりますし、痛めた身体をいたわることができますね。
peacefully.
最後に、肩関節の動きの動画です。
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