Walking Wayはアレクサンダー・テクニークのトレーニング以外にわたしに必要な時間でした。
「自分の人生の次の段階に進む」
このことをはっきり自覚すること、疲れていることに気づけた9日間。
「retreatは内側にこもる感じだから gathering (集まって何かする)にした」と
ブルース・ファートマン。
確かにコヨーテの大自然を歩き体感するのは外に広がる感じでした。
母親が6月旅立ち、親の介護と同時進行で自分自身の細々としたことが一旦片付いた時期に参加したgathering 。自分の人生の次の段階に進むために、日常と離れた違った環境で自分の感情や将来の計画を整理する。
困っている人にやさしく接するところを見ること。言葉がわからなくても、困っているとわかれば皆手を差し伸べる。しかも自分のできる範囲内で。
皆で喜び楽しむこと。自分の生活に足りないことを補うことで、自分の立ち位置がわかる。
3食手作りの食事を提供してもらうのも大事なことでした。誰かに大切にしてもらう感覚。
手で触れられなくても食事を見て味わうと愛情が伝わる。
前を向く。これがわたしの人生を表す言葉です。
コヨーテで過ごした宝物のような時間は自分の宝物入れにしまって、時々のぞいて思い出す。
心地よいすばらしい時間でも、そこに留まってはいられない。
前を、これからを、将来を考えながらわたしは今を動いている。